性の多様性に伴う弊害について

近年、「性の多様性」という価値観が日本人に広がりつつある。 これは、ジェンダーフリーと言われる、「男らしさ」、「女らしさ」に対する否定論を唱える考え方である。 この考え方の広がりにより、各自治体の申請書などから性別欄が消えようとしているのだ…

【富山市議会】旧統一教会及び関係団体と一切の関係を断つ決議について

昨年の9月、富山市議会の定例会で「旧統一教会及び関係団体と一切の関係を断つ」決議が全会一致で可決された本件について述べたい。 まずこの決議の提案理由として、久保大憲議員は「問題は、政治家が宗教団体と関わることではない。消費者の不安をあおり、…

議会制度について

全国に議会議員という身分を持つ者は多い。 国会議員、区議会議員、県議会議員、市議会議員、町議会議員、村議会議員等 このうち、国会議員は衆議院議員が令和4年度で465名、参議院で248名。 また全国の地方議会議員(国会議員以外)の総数は、総務省…

元二世信者小川さゆりさんについて

反セクト法による宗教迫害 旧統一教会元二世信者である小川さゆりさんが現在フランスで施行されている「反セクト法」の施行の実現に向けて活動しているという。 反セクト法とは、簡単にいうと刑事罰等を受けたカルト集団の活動を制限し、場合によっては解散…

旧統一教会の体質について

旧統一教会には、教会内部に「信者のための相談窓口」が設置されていた。(現在存在するかは不明) その相談窓口は、教会に対する不満や信者間のトラブル等の相談を受けてくれるというもので、相談窓口のチラシが、各教会の掲示ブース等で掲示されていた。 …

旧統一教会の教義と実態との乖離について

今回は旧統一教会について、旧統一教会の元二世信者であり、長年献身的に活動してきた元信者としてできるだけ分かりやすく紹介したいと思う。 昨今何かとメディアを騒がせているこの団体だが、特に若い世代の方は詳しい実態を知らない方が多い。 旧統一教会…

マインドコントロールについて2

魔女狩りとマインドコントロール 「魔女狩り」とは、中世ヨーロッパの時代に、「魔女」つまり呪術を使って人々に害を及ぼすとされる者たちを国とキリスト教会が結託して告発し、宗教裁判(通称、魔女裁判)にかけ、大勢を焚刑(火あぶり)などで死刑に処した…

旧統一教会の社会問題化は必然?

私は、旧統一教会の元二世信者である。 両親に連れられて教会に通うだけの二世信者ではなく、みずから学び、指導もしてきた。 その崇高な教えとは程遠い現実を目の当たりにし、教会を去った。 現在は、ごく平凡な家庭を築いている。 以下はそんな私の旧統一…

マインドコントロールについて

マインドコントロールについて 12月10日、旧統一教会の被害者救済法が衆議院本会議で可決、成立した。 この救済法の条文をめぐっては、野党側から、「マインドコントロール下での寄付の規制」に関する意見が付されていた。このことについて、一言言わせてほ…

旧統一教会被害者の救済について

被害者救済法案について 12月1日、被害者救済新法が閣議決定され、法案が国会に提出されることとなった。 「霊感」等で不安に付け込む等の行為を禁止し、これらの行為を取り消しの対象とし、配偶者や子が本人に代わって取り消しや寄付の返還を求めることがで…

「旧統一教会」の解散命令の是非について

はじめに 山上徹也容疑者から銃撃を受けた安倍元首相が凶弾に倒れてから数か月が経過した。これまで静観してきた私は、元二世信者である小川さゆり(仮名)さんの記者会見を機に、教会内部の事情をある程度知る立場から、旧統一教会問題への解決策を検討して…